ぐだぐだな日記&小説の作成状況
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それほど、心の余裕と時間があるって事で。
最近好きなキャラ→ぬら孫の鴆・雅次、少陰の真鉄
いつか夢を書きたいなー・・・。
書きたいものが多すぎて、何を書けばいいのか分からなくなります。
でも、まぁ、今は上ステで。
つづきから、昨日の続き。
最近好きなキャラ→ぬら孫の鴆・雅次、少陰の真鉄
いつか夢を書きたいなー・・・。
書きたいものが多すぎて、何を書けばいいのか分からなくなります。
でも、まぁ、今は上ステで。
つづきから、昨日の続き。
上→←ステ
インデックスの様子は相変わらずだった。
こちらが何を言おうとも、頑なに心を閉ざしてしまっていた。
仕方なく、ステイルは自室へと向かった。
「・・・ふぅ。」
椅子に座り、ぼんやりと窓を眺める。
眠気はあるが、寝たくなかった。
寝たら、またあの悪夢を見てしまうから。
夢の中で、自分と当麻は薄いガラスを隔てて向き合っていた。
そして、自分は「戻ってこい」だの「やめろ」だの、叫んでいて、それを聞いている当麻はただただ苦笑するばかりだった。
インデックスとか、神裂とか、土御門とか、当麻を待っているであろう名を叫んでも、返ってきたのは苦笑。
そして、ようやく当麻が言葉を言ったと思ったら、「ステイルは?」などとふざけた事を言うのだ。
自分は、何も言えなかった。
本当は言いたい言葉があるのに、プライドが邪魔して言えないのだ。
そんな自分に、当麻は本当に、ついでの様に言った。
「ステイル、好きだ。ずっとずっと、好きだった。」
それだけ言うと、当麻は踵を返して、駈け出した。
自分は呼び止めようと、叫ぶ。
しかし、それは届かない。
勇気を振り絞って、プライドも捨てて、とある言葉を叫んでも、
「 」
なぜか、声が出ず、音無き言葉は届かずに、夢の闇へと消えてしまった。
ハッとステイルは、飛び起きた。
いつの間にか、眠ってしまっていたようだ。
寒い冬だというのに、ステイルの全身は汗で濡れていた。
死に際に放たれた告白。
それが、悪夢の原因だった。
聞いた時、あまりの驚愕で言葉が出ず、何か言う前に通信機は壊されてしまった。
あり得ないと思っていのだ。
この思いが叶う事など、ないと思っていたのに。
叶った幸せは、すぐさま絶望に叩き落とされた。
誰もいない部屋、ステイルはポツリと呟く。
「・・・好きだ。僕も、君の事が好きだ。・・・・・・当麻。」
どんなに、どんなに、呟いたって、言ったって、叫んだって、もう、届かない。
愛の言葉。
なんて、酷いのだろう。
なんて、酷い人なのだろう。
せっかく両想いになれると言うのに、想い人は、もうこの世にいないなんて。
無理矢理大覇星祭の時に撮った写真が目に入った。
前はほんの少しの幸せをくれた写真が、今はひどく悲しい気持ちにさせた。
もう、見たくなくて、燃やそうとルーンを描く。
しかし、その手は途中で止まり、ただ、写真立てを伏せただけだった。
少しでも、君を感じたいと、写真でもいいから、君の笑顔を見たいと、未練がそう言ったから。
インデックスの様子は相変わらずだった。
こちらが何を言おうとも、頑なに心を閉ざしてしまっていた。
仕方なく、ステイルは自室へと向かった。
「・・・ふぅ。」
椅子に座り、ぼんやりと窓を眺める。
眠気はあるが、寝たくなかった。
寝たら、またあの悪夢を見てしまうから。
夢の中で、自分と当麻は薄いガラスを隔てて向き合っていた。
そして、自分は「戻ってこい」だの「やめろ」だの、叫んでいて、それを聞いている当麻はただただ苦笑するばかりだった。
インデックスとか、神裂とか、土御門とか、当麻を待っているであろう名を叫んでも、返ってきたのは苦笑。
そして、ようやく当麻が言葉を言ったと思ったら、「ステイルは?」などとふざけた事を言うのだ。
自分は、何も言えなかった。
本当は言いたい言葉があるのに、プライドが邪魔して言えないのだ。
そんな自分に、当麻は本当に、ついでの様に言った。
「ステイル、好きだ。ずっとずっと、好きだった。」
それだけ言うと、当麻は踵を返して、駈け出した。
自分は呼び止めようと、叫ぶ。
しかし、それは届かない。
勇気を振り絞って、プライドも捨てて、とある言葉を叫んでも、
「 」
なぜか、声が出ず、音無き言葉は届かずに、夢の闇へと消えてしまった。
ハッとステイルは、飛び起きた。
いつの間にか、眠ってしまっていたようだ。
寒い冬だというのに、ステイルの全身は汗で濡れていた。
死に際に放たれた告白。
それが、悪夢の原因だった。
聞いた時、あまりの驚愕で言葉が出ず、何か言う前に通信機は壊されてしまった。
あり得ないと思っていのだ。
この思いが叶う事など、ないと思っていたのに。
叶った幸せは、すぐさま絶望に叩き落とされた。
誰もいない部屋、ステイルはポツリと呟く。
「・・・好きだ。僕も、君の事が好きだ。・・・・・・当麻。」
どんなに、どんなに、呟いたって、言ったって、叫んだって、もう、届かない。
愛の言葉。
なんて、酷いのだろう。
なんて、酷い人なのだろう。
せっかく両想いになれると言うのに、想い人は、もうこの世にいないなんて。
無理矢理大覇星祭の時に撮った写真が目に入った。
前はほんの少しの幸せをくれた写真が、今はひどく悲しい気持ちにさせた。
もう、見たくなくて、燃やそうとルーンを描く。
しかし、その手は途中で止まり、ただ、写真立てを伏せただけだった。
少しでも、君を感じたいと、写真でもいいから、君の笑顔を見たいと、未練がそう言ったから。
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