ぐだぐだな日記&小説の作成状況
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Know Love ⑦
今日も2人は並んで布団で寝ていた。
隣に当麻がいる。
そう思うと、なぜかステイルは眠る事ができなかった。
昨日は普通に眠れたのに。
(一日にしておくべきだったか・・・。)
二日間ずっと彼といた。
彼を独占できた。
だけど、もっとと思ってしまう。
もっと、彼といたい。
もっと、もっと、彼を独占したい。
でも、それは叶わない事だ。
明日の15時にはここを出て、たぶん、15時半頃には別れている。
別にもう会えないわけではない。
魔術関連の事件が起きれば、当麻と共闘できるだろう。
しかし、それでは、こんなにも平和の中で、ゆっくりと、彼と過ごす事なんてできない。
(・・・平和なんて、僕には必要なかったのに・・・クソッ!僕はどうして、こんなにも弱くなったんだ!)
当麻が変えていく。
インデックスを変えて、ステイルを変えて、他の皆も敵味方関係なく、当麻は変えていく。
(ああ、でも・・・弱い僕だけど、彼女と彼がいて、そして、僕がいたいと願う事が出来るこの平和を・・・。)
だが、その変化はとても・・・。
(守れるほど、強くなりたい。)
居心地がいい。
「ステイル、起きてるか?」
不意の呼び掛けに、思わずステイルは肩を震わせてしまった。
「・・・起きてるよ。」
しかし、声にはそれを出さずに、応えた。
「ちょっと、聞きたい事があるんだけどさ・・・。」
当麻の声は、とても軽い調子だった。
だから、ステイルは油断していた。
「なんだい?」
「インデックスより大切にしたいって思える奴ができたら、ステイルは怒るよな?」
その言葉を聞いて、咄嗟には何も言えなかった。
「・・・っ!許すわけがないだろう!彼女がどれだけ君を思っているのか知っているのか!」
ステイルは布団を勢いよく跳ね、起き上がりながら当麻の方へと向いた。
当麻はこちらに背を向けて寝ていた。
「彼女は明らかに君に好意を抱いていて、それを君は蔑ろに・・・。」
違う。
ふと思った。
これは、まったくのエゴだ。
「・・・僕の大切な人を、助けたかった人を、君は軽々しく助けて・・・。」
本音は、彼女のためじゃない。
「・・・僕の代わりに、すぐ傍で大切にしてくれよ・・・。」
自分が出来なかった事を、彼に押しつけているのだ。
「・・・代わりなんか、できるかよ。」
不意に当麻の声に怒りが帯びた。
当麻は起き上がり、こちらを向く。
「なに弱気な事言ってんだ!前に言ってただろうが!どんな事をしてもインデックスを守るって!その覚悟はどこにいきやがった!俺に押しつけんな!お前に出来る事は、お前にしかできないんだよ!いいか!俺はお前ほどインデックスを大切にしてて、信用できる奴を知らない。いつか、誰かにインデックスをまかせる時が来たら、絶対に俺は、お前にインデックスをまかせる!」
「だったら、君の方が僕におしつけているじゃないか!彼女より大切な人ができた?それで、彼女がお荷物にでもなったと言いたいのか!?」
「違がう!インデックスを一緒に大切にしてくれると確信しているからだ!そいつが、インデックスを大切にしてくれるから、俺はそれ以上にそいつを大事にしたいと思ってるんだ。そうすれば、インデックスも、そいつも、大拙にできる。」
当麻は確信を持った目で、言いきってきた。
「・・・誰だい?そいつは・・・。」
「・・・・・・それは・・・。」
当麻の言葉が澱む。
先程までステイルへの説教めいた言葉をスラスラと言っていたのに。
それに怒りで理性が焼き切れた。
インデックスが当麻に好意を持っているから。
自分の代わりに、すぐ傍で大切にしてほしい。
すべて本音だが、表面上にすぎない。
一番奥底の感情が口から出てしまった。
「・・・渡さない。」
「え?」
当麻が戸惑った顔をするが、そんなものは無視だ。
「君をインデックス以外の奴に渡さない!」
ステイルは当麻に噛みつくようなキスをした。
当麻とステイルが勝手に動く・・・(泣)
口喧嘩の辺りから、どうやって軌道修正しようか悩んだ;
そのせいで、一部会話が書けなかった。
さて、さて、後2話ぐらいで終わるかな!
LSですが、適役の能力が決まらず、進まない・・・。
う、うーん;
今日も2人は並んで布団で寝ていた。
隣に当麻がいる。
そう思うと、なぜかステイルは眠る事ができなかった。
昨日は普通に眠れたのに。
(一日にしておくべきだったか・・・。)
二日間ずっと彼といた。
彼を独占できた。
だけど、もっとと思ってしまう。
もっと、彼といたい。
もっと、もっと、彼を独占したい。
でも、それは叶わない事だ。
明日の15時にはここを出て、たぶん、15時半頃には別れている。
別にもう会えないわけではない。
魔術関連の事件が起きれば、当麻と共闘できるだろう。
しかし、それでは、こんなにも平和の中で、ゆっくりと、彼と過ごす事なんてできない。
(・・・平和なんて、僕には必要なかったのに・・・クソッ!僕はどうして、こんなにも弱くなったんだ!)
当麻が変えていく。
インデックスを変えて、ステイルを変えて、他の皆も敵味方関係なく、当麻は変えていく。
(ああ、でも・・・弱い僕だけど、彼女と彼がいて、そして、僕がいたいと願う事が出来るこの平和を・・・。)
だが、その変化はとても・・・。
(守れるほど、強くなりたい。)
居心地がいい。
「ステイル、起きてるか?」
不意の呼び掛けに、思わずステイルは肩を震わせてしまった。
「・・・起きてるよ。」
しかし、声にはそれを出さずに、応えた。
「ちょっと、聞きたい事があるんだけどさ・・・。」
当麻の声は、とても軽い調子だった。
だから、ステイルは油断していた。
「なんだい?」
「インデックスより大切にしたいって思える奴ができたら、ステイルは怒るよな?」
その言葉を聞いて、咄嗟には何も言えなかった。
「・・・っ!許すわけがないだろう!彼女がどれだけ君を思っているのか知っているのか!」
ステイルは布団を勢いよく跳ね、起き上がりながら当麻の方へと向いた。
当麻はこちらに背を向けて寝ていた。
「彼女は明らかに君に好意を抱いていて、それを君は蔑ろに・・・。」
違う。
ふと思った。
これは、まったくのエゴだ。
「・・・僕の大切な人を、助けたかった人を、君は軽々しく助けて・・・。」
本音は、彼女のためじゃない。
「・・・僕の代わりに、すぐ傍で大切にしてくれよ・・・。」
自分が出来なかった事を、彼に押しつけているのだ。
「・・・代わりなんか、できるかよ。」
不意に当麻の声に怒りが帯びた。
当麻は起き上がり、こちらを向く。
「なに弱気な事言ってんだ!前に言ってただろうが!どんな事をしてもインデックスを守るって!その覚悟はどこにいきやがった!俺に押しつけんな!お前に出来る事は、お前にしかできないんだよ!いいか!俺はお前ほどインデックスを大切にしてて、信用できる奴を知らない。いつか、誰かにインデックスをまかせる時が来たら、絶対に俺は、お前にインデックスをまかせる!」
「だったら、君の方が僕におしつけているじゃないか!彼女より大切な人ができた?それで、彼女がお荷物にでもなったと言いたいのか!?」
「違がう!インデックスを一緒に大切にしてくれると確信しているからだ!そいつが、インデックスを大切にしてくれるから、俺はそれ以上にそいつを大事にしたいと思ってるんだ。そうすれば、インデックスも、そいつも、大拙にできる。」
当麻は確信を持った目で、言いきってきた。
「・・・誰だい?そいつは・・・。」
「・・・・・・それは・・・。」
当麻の言葉が澱む。
先程までステイルへの説教めいた言葉をスラスラと言っていたのに。
それに怒りで理性が焼き切れた。
インデックスが当麻に好意を持っているから。
自分の代わりに、すぐ傍で大切にしてほしい。
すべて本音だが、表面上にすぎない。
一番奥底の感情が口から出てしまった。
「・・・渡さない。」
「え?」
当麻が戸惑った顔をするが、そんなものは無視だ。
「君をインデックス以外の奴に渡さない!」
ステイルは当麻に噛みつくようなキスをした。
当麻とステイルが勝手に動く・・・(泣)
口喧嘩の辺りから、どうやって軌道修正しようか悩んだ;
そのせいで、一部会話が書けなかった。
さて、さて、後2話ぐらいで終わるかな!
LSですが、適役の能力が決まらず、進まない・・・。
う、うーん;
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