ぐだぐだな日記&小説の作成状況
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「上条ちゃん、これのテスターを募集してるんですが、私は仕事が忙しくてできないので、お願いできませんか?」
小萌先生から渡された一つのソフト。
俺は家に帰ると、さっそく起動してみた。
『―――起動しました。僕の名前はステイル・マグヌス。ボーカロイド。マスター、よろしく。』
そうやって、挨拶とともに笑った、画面の向こうの君。
『under the cry 追い詰められたリアルにしゃがれた声で叫ぶよ』
素敵な歌をいつも歌ってくれた。
「ステイルー、この英語の問題がさー。」
『ググれ。』
楽しい会話もしてくれた。
「・・・ステイルは、何で画面の向こうにいるんだろうな?」
いつの間にかかけがえのない存在になっていた。
なのに
『最近、僕たち仲間が消失する事件が相次いでいるんだ。』
初音ミク、KAITO、インデックス・・・次々と、消えていくボーカロイド達。
『当麻、お別れだ・・・。』
あぁ、誰が作ったのだろうか、あんな悲しい歌を。
圧縮された最後の歌
ステイルが叩きつけるように歌った歌を、俺は一言も聞きもらすまいと、聞き入る
そして・・・
ボーカロイド聞いてたら、ステイルもボーカロイドになればいいよ、って思ったので。
ちなみに、大丈夫、私の頭の中では死にネタになってないよ。
ハッピーエンドだよ。
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