ぐだぐだな日記&小説の作成状況
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かごめかごめ
俺たちが公園で遊んでいると、不意にか細い声が聞こえ、俺は思わず動きを止めた。
「ああ、籠の中の鳥が泣いているね。」
未来の言葉に俺は首を傾げる。
「え?あれ、鳥の声なの?」
「ああ、違う違う。」
なぜか遠樹が苦笑し、説明をしてくれた。
「この村の方言でさ、子どもが泣いてる事を、籠の鳥が泣いてるって言うんだ。」
「・・・なんで?」
方言にこう聞くのはおかしいが、思わず聞いてしまった。
「よーく聞くと、子供の泣き声って、鳥の声に聞こえない?だからだと思うんだ。」
答えは期待していなかったが、意外にも舞が答えてくれた。
「へ~。」
俺は耳を澄まし、子どもの泣き声を聞いた。
くぐもったか細い声は、鳥の声にも聞こえなくはなかった。
「この声は西塔さんの勇気君かなー。」
「はぁ、あの悪ガキが。」
舞の予測に、快がため息をついた。
声だけで誰か分かるのは、さすが田舎だと思った。
んー、今日はここまで。
俺たちが公園で遊んでいると、不意にか細い声が聞こえ、俺は思わず動きを止めた。
「ああ、籠の中の鳥が泣いているね。」
未来の言葉に俺は首を傾げる。
「え?あれ、鳥の声なの?」
「ああ、違う違う。」
なぜか遠樹が苦笑し、説明をしてくれた。
「この村の方言でさ、子どもが泣いてる事を、籠の鳥が泣いてるって言うんだ。」
「・・・なんで?」
方言にこう聞くのはおかしいが、思わず聞いてしまった。
「よーく聞くと、子供の泣き声って、鳥の声に聞こえない?だからだと思うんだ。」
答えは期待していなかったが、意外にも舞が答えてくれた。
「へ~。」
俺は耳を澄まし、子どもの泣き声を聞いた。
くぐもったか細い声は、鳥の声にも聞こえなくはなかった。
「この声は西塔さんの勇気君かなー。」
「はぁ、あの悪ガキが。」
舞の予測に、快がため息をついた。
声だけで誰か分かるのは、さすが田舎だと思った。
んー、今日はここまで。
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