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バリバリ避難勧告が出ている場所にいる麗吹です。
でも、まだ家にいるという・・・;

ヤバイですね。
大きな地震の震源地が南に下ってるので、東海大地震や関東大地震圏まで揺れそうで怖いです。
徐々に小さいですが、その周りも地震が起き始めてますし・・・。

そろそろ避難するべきかなー。

津波の方は2m以下のものばかりなので、私の家は無事です。
でも、半島の先端にある水族館に用があったのですが、行かなくて正解だったみたいです。


近くの県が震源地の大きな地震が起きたら、マジで逃げるべきだよね、私☆

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多津波警報が出ている場所にいますが、麗吹は無事です。
今更!?と思いますが、生存報告を。

いや、さっきまで普通に大学に避難してたからね。
でも、避難先で平和的に禁書読んでたからね。

栃木にいる先輩の方が停電とか余震で大変そうです;

もう大丈夫かなーと思って帰ってきました。
明日、津波で周りが沈んでないといいな。


とりあえず、続きから、感想を兼ねた小話を。
ネタバレがおおいに含まれますので、読んでない方は注意を。

あと、上ステだよ!
本編にほとんど関係ない小話だよ!

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※一応注意書き※
 ディープキス表現ありますよー。
 思いっきり軽いけれども。


Know Love ⑧


唇を静かに離す。
「ステイル・・・。」
呆けた顔をした当麻が目の前にいた。
「僕は・・・。」
君の事が好きだ、そう続けようとして、ステイルはできなかった。
自分と彼は男同士だ。
そして、彼には好きな人がいる。
渡さないと宣言したが、具体的にどうやって彼を自分へと引きとめる方法など、知らない。
どこか遠くへ、彼が行くなんて・・・。
「ステイル、俺、大切にする!」
「・・・へ?」
不意の当麻の力強い声にステイルはキョトン、としてしまう。
その間に当麻はステイルの手を両手で握り、まっすぐとこちらを見てくる。
「俺、ステイルの事、大切にする。この世界で、一番大切にする。」
言葉が出なかった。
彼はその言葉を誰に向かって言っている?
「ステイル、俺、お前の事が好きだよ。」
先程、ステイルからしたのとは正反対に優しいキスが、当麻から贈られてくる。
目を閉じ、その感触を味わい、離れそうになると、思わず、今度は自分からキスを贈る。
「・・・ステイル。」
そうして、長く甘いキスを終えると、当麻がひどく嬉しそうに呼んだ。
「襲っていい?」

ガンッと痛そうな音が隣の土御門の部屋まで届いたそうだ。

「うう~、せっかく恋人になれた日の初めての夜が~~。」
当麻が頭を殴られたショックで気絶し、目覚めたのは翌日の朝だった。
ステイルはそんなウジウジとしている当麻を無視し、朝食を作るためにキッチンに立っていた。
「君はデリカシーがなさすぎる。いくら男同士でもムードっていうのは必要じゃないのかい。」
出来たサラダ、そして目玉焼きトーストを運びながら、ステイルはため息をつく。
「そっか~、じゃあ・・・。」
席に着いたステイルの腕を当麻が引く。
体が傾き、自然と当麻の傍へと寄る事になる。
不意に耳元に甘い声が聞こえてきた。
「抱きたい。」
ステイルの顔が一瞬で赤に染まる。
何かを言う前に、当麻はステイルの口を塞いできた。
驚いているすきに、舌が入れられる。
「ん・・・ふぁ・・・。」
水音が響き、ステイルの頭が快楽でぼんやりとし始める。
もっと、ほしい。
彼が、もっと・・・。
「って!今は夜じゃなくて朝だーーー!!」
何とか理性が欲望に勝ち、ステイルは当麻から離れ、叫んだ。
「ちぇ~。」
当麻は悪びれた様子もなく、それどころか、嬉しそうに笑っていた。
流されそうになった自分が恥ずかしく、ステイルはその笑顔から目をそらす。
「じゃあ、また今度、ステイルと二人っきりになれる時な。」
「いつになるか分からないけどね。」
当麻は笑いながら、ステイルは恥ずかしさで俯きながら、まずは朝食を取るのであった。







ハッと気付いたら、朝っぱらから2人が思いっきりイチャイチャしてました。
どうやって収集をつけようかと、悩む書き手な麗吹です。
皆さんの予想通り、上ステendなわけです。
あ、でもまだ1話あるよ。
ネタが思いつき次第では2話に増えるかもね!

拍手[7回]

Know Love ⑦

今日も2人は並んで布団で寝ていた。
隣に当麻がいる。
そう思うと、なぜかステイルは眠る事ができなかった。
昨日は普通に眠れたのに。
(一日にしておくべきだったか・・・。)
二日間ずっと彼といた。
彼を独占できた。
だけど、もっとと思ってしまう。
もっと、彼といたい。
もっと、もっと、彼を独占したい。
でも、それは叶わない事だ。
明日の15時にはここを出て、たぶん、15時半頃には別れている。
別にもう会えないわけではない。
魔術関連の事件が起きれば、当麻と共闘できるだろう。
しかし、それでは、こんなにも平和の中で、ゆっくりと、彼と過ごす事なんてできない。
(・・・平和なんて、僕には必要なかったのに・・・クソッ!僕はどうして、こんなにも弱くなったんだ!)
当麻が変えていく。
インデックスを変えて、ステイルを変えて、他の皆も敵味方関係なく、当麻は変えていく。
(ああ、でも・・・弱い僕だけど、彼女と彼がいて、そして、僕がいたいと願う事が出来るこの平和を・・・。)
だが、その変化はとても・・・。
(守れるほど、強くなりたい。)
居心地がいい。

「ステイル、起きてるか?」

不意の呼び掛けに、思わずステイルは肩を震わせてしまった。
「・・・起きてるよ。」
しかし、声にはそれを出さずに、応えた。
「ちょっと、聞きたい事があるんだけどさ・・・。」
当麻の声は、とても軽い調子だった。
だから、ステイルは油断していた。
「なんだい?」
「インデックスより大切にしたいって思える奴ができたら、ステイルは怒るよな?」
その言葉を聞いて、咄嗟には何も言えなかった。
「・・・っ!許すわけがないだろう!彼女がどれだけ君を思っているのか知っているのか!」
ステイルは布団を勢いよく跳ね、起き上がりながら当麻の方へと向いた。
当麻はこちらに背を向けて寝ていた。
「彼女は明らかに君に好意を抱いていて、それを君は蔑ろに・・・。」
違う。
ふと思った。
これは、まったくのエゴだ。
「・・・僕の大切な人を、助けたかった人を、君は軽々しく助けて・・・。」
本音は、彼女のためじゃない。
「・・・僕の代わりに、すぐ傍で大切にしてくれよ・・・。」
自分が出来なかった事を、彼に押しつけているのだ。
「・・・代わりなんか、できるかよ。」
不意に当麻の声に怒りが帯びた。
当麻は起き上がり、こちらを向く。
「なに弱気な事言ってんだ!前に言ってただろうが!どんな事をしてもインデックスを守るって!その覚悟はどこにいきやがった!俺に押しつけんな!お前に出来る事は、お前にしかできないんだよ!いいか!俺はお前ほどインデックスを大切にしてて、信用できる奴を知らない。いつか、誰かにインデックスをまかせる時が来たら、絶対に俺は、お前にインデックスをまかせる!」
「だったら、君の方が僕におしつけているじゃないか!彼女より大切な人ができた?それで、彼女がお荷物にでもなったと言いたいのか!?」
「違がう!インデックスを一緒に大切にしてくれると確信しているからだ!そいつが、インデックスを大切にしてくれるから、俺はそれ以上にそいつを大事にしたいと思ってるんだ。そうすれば、インデックスも、そいつも、大拙にできる。」
当麻は確信を持った目で、言いきってきた。
「・・・誰だい?そいつは・・・。」
「・・・・・・それは・・・。」
当麻の言葉が澱む。
先程までステイルへの説教めいた言葉をスラスラと言っていたのに。
それに怒りで理性が焼き切れた。
インデックスが当麻に好意を持っているから。
自分の代わりに、すぐ傍で大切にしてほしい。
すべて本音だが、表面上にすぎない。
一番奥底の感情が口から出てしまった。
「・・・渡さない。」
「え?」
当麻が戸惑った顔をするが、そんなものは無視だ。
「君をインデックス以外の奴に渡さない!」
ステイルは当麻に噛みつくようなキスをした。






当麻とステイルが勝手に動く・・・(泣)
口喧嘩の辺りから、どうやって軌道修正しようか悩んだ;
そのせいで、一部会話が書けなかった。

さて、さて、後2話ぐらいで終わるかな!


LSですが、適役の能力が決まらず、進まない・・・。
う、うーん;

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Know  Love ⑥


「銭湯に行こう!」
夕飯後、当麻は突然、そう言った。
異論がなかったステイルは頷いた。
着替えとタオル、財布、携帯をビニール製の鞄の中に詰め込み、2人は家を出た。
もうバスもない時間なので、2人はゆったりとした歩調で夜道を歩く。
幸い、銭湯は当麻の住む寮から近い場所にあった。
バイトの番頭にお金を払い、脱衣所へと入る。
「お、珍しいな。」
当麻が誰もいない脱衣所に驚きを示す。
「今日は上条、お前たちの貸し切りだぜ。」
番頭がこちらへと顔を出す。
「お、ラッキー。」
喜びを顔に浮かべる党。
広い風呂を独占できるのは、ステイルも少なからず嬉しかったので、こちらも笑みを浮かべる。
早速脱ぎ始める当麻へとステイルは尋ねた。
「番頭の彼はクラスメイトか何かかい?」
「ああ。寮も近いからここでバイトしてるんだって。」
「ふぅん。」
この学園都市の人口のほとんどが学生だ。
そして、ある程度は学校ごとで固まって生徒は住んでいる。
なので、寮付近は自然と知り合いと顔を合わせる事が多いのだ。
そう、当麻がいつか話していたのをステイルは思いだす。
服を脱ぎ、タオル一枚で風呂場へと入ると、そこには本当に誰もいなかった。
「広いな・・・。」
実は銭湯に来るのが初めてのステイルは、思わず仲をキョロキョロと見回してしまう。
「だろ。」
そんなステイルの様子に当麻は満足そうに言った。
最初に、体に湯をかけて、そして、ゆっくりとお湯につかった。
「・・・やっぱり、ステイルの肌、白いよなー。」
当麻がステイルの体をしげしげと眺めながら言う。
「これでも焼けてる方だよ。僕は火を使うだろ。」
そう言って、ステイルは自分の腕を当麻の腕へと近づける。
確かに、東洋人である当麻の肌よりも、ステイルの腕は白かった。
その腕を当麻がいきなり撫でてきた。
「っ!?」
ぞわっとした感覚に、ステイルは慌てて当麻から離れる。
「急に何をするんだ!」
「いや、さすが14歳。肌がすべすべだ。」
当麻はいたって真面目な顔のまま、また撫でたいのかステイルへと近づいてくる。
「君とは2歳しか離れてないだろう!」
「いや、その2歳の差って以外に離れてるんもんだぜ?」
そう言いながら、当麻が触ろうと手を伸ばす。
「止めろ!」
ステイルは思わずお湯をかけていた。
「うぷっ!やったな~!」
顔面にお湯が直撃した当麻は挑発的な顔で、手で器用に水鉄砲の様にお湯を飛ばしてきた。
「うわっ!このっ!」
質より量という事で、ステイルは盛大にお湯を手ではね上げる。
「秘儀!潜り避け!」
当麻はそう叫び、お湯の中に潜った。
ステイルは舌打ちをし、当麻が出てきたところ狙おうと身構える。
しかし、
「わっ!」
急に足を掴まれ、ステイルもお湯の中に引きずり込まれる。
バシャンッ
盛大な音が銭湯に響き渡る。
「あははは!どうだ、まいったか!」
慌てて水の中から出たステイルを迎えたのは、最大級にムカつく笑顔を浮かべた当麻だった。
「・・・ルーンの属性には水があるって事を忘れていないかい!!」
神の右席の一人、アックアも使っていたルーンだ。
水面にステイルがルーンを描くと、不自然に水面が盛り上がる。
「ちょっ!ステイルさん!?魔術はなしだろ!魔術は!!」
「問答無用!」
そうやって、ひとしきり遊ぶ?と2人は浴槽を出て、体を洗い、風呂場を出た。
服を着て、当麻はフルーツ牛乳、ステイルはコーヒー牛乳を飲んで、銭湯を出た。
「お~、夜風が涼しいな。」
「君のせいで少しのぼせてしまったしね。」
「最初にお湯かけてきたのはお前だろうが。」
その言葉にステイルは当麻を睨みつけ、当麻もステイルを睨みつける。
しばらく睨み合い、2人は不意に笑いだした。
「まぁ、楽しかったけどね。」
「だな。」


楽しい時間が流れていく。





一日中家から出ていない引きこもりな麗吹です。
やっぱり、男の子はお湯の掛け合いしちゃうんじゃないかなーと思って、いや、背中の流し合いっことどっちにしおうかと思ったけどね。
でも、のぼせるよねー、すぐ出たいよなー。と思って流し合いっこ割愛!
あ、のぼせた事でステイルが文句言って、快言葉に売り言葉な当麻と、シャワーでお湯の掛け合いとかはしてそうだね!
徐々にステイルが年相応な行動をとっていくね!


明日も続きかけるかなー。
後2話か3話で終わるかな。

HPの方はなぜか短編を更新してた。
あ、明日こそL.S.を!!

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