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戦国BASARAのへ・た・鬼パロです。
ゲーム未プレイが書いているので、キャラの口調・性格等がおかしいところがあります。
ゲーム上の時間軸をガン無視してます。
グロ・ホラー要素が満載です。

迷探偵じゃない毛利が出るよ。
進行の関係で今日は短め。

OKって人はつづきから


あ、コナンネタだよ。

1階につくと、まずは階段奥の部屋へ向かった。
この階の球は全て壊してあるので、用があるのはその部屋だけだ。
いつでも攻撃できるような布陣をひき、代表で幸村が開ける。
「・・・なにもおらぬでござる。」
幸村がホッと安堵の息をつく。
その部屋はとても狭く、あるのは書き物机と四角い箱のようなもの。
からくりに詳しい元親が近寄り、調べてみる。
他の皆は部屋の外で見張りを行っていた。
「こりゃ、ここに数字を合わせると開く仕掛けだな。」
鉄でできた箱の中央には、大きさの違う4つの円形数字盤が、同心円状についていた。
そして、一番外側の円形数字盤の真上には赤い線がついていた。
この線の位置へと、数字を合わせるようだ。
「どうやら琴はこの箱を開けるための数字を示しておるようだな。」
毛利が調べる元親の手元を覗きこみ、呟く。
「で、毛利さんは琴の謎とやらは解けたのかよ。」
元親はニヤリと毛利へと笑いかける。
「ほう、貴様はもうボケでも始まっておるのか?先程、言ったであろう。何か1つ足りぬと―――――」

朝目が覚めて 真っ先に思い浮かぶ 君の事

突然の声に元親と毛利の肩が、ビクリと震える。
見ると、書き物机の上にあった人形が歌っていた。
不思議な人形で、二つに結んだ髪が緑色をしている。
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
思わず無言で顔を見合わせる二人。
「そういやぁ、箱に『人形』って書いてあったな・・・。」
ふと思い出し、元親は改めて箱の側面を見る。
「ふむ・・・。」
毛利はしばし沈黙すると、急に箱へと手を伸ばした。
そして、円形数字盤を回す。
毛利は4つ回し終えると、カチリと音が開き、箱が開いた。
中には鍵が入っており、札には1階座敷牢と書いてあった。
「はっ!?あんた、どうやって開けたんだ!?」
あまりの早技に元親は驚きの表情で毛利を見る。
「単純な事よ。先程人形が歌った珍妙な歌、その音を全て琴の音色に置き換えたのみよ。」
毛利は軽く言うが、音感に優れた者でなければ、できない芸当だ。
(さすが、学バサで作曲しているだけある。)
「いくら貴様でも琴の楽譜は一から巾で書かれている事ぐらい知っておろう。」
実は、元親は知らなかった。
「先程の歌の音は、3階にある琴で言うと、五から十の音色にあてはまった。そのうち、弦に赤い印が付いていたのは五・六・七・九よ。」
毛利は鍵を手に取り、札をつけるための紐に指をかけ、鍵を回す。
「赤い印は1本の弦につき、1つ。そして、弦から垂直に見て、同じ場所にはついておらんかった。楽譜が右から左へ見る事から、印が一番右についていた九が始め、と順に見て行くと・・・この箱の番号は九六五七となる。」
「・・・・。」
さすがとしか言えない推理に、元親は唖然と毛利を見た。
「いや、さすが智将って呼ばれてるだけあるよな、あんた・・・。」
「ふん、貴様が間抜けなだけだ。」
毛利は冷たく言い放つと、部屋の外へと出て行ってしまった。
「おお!毛利殿、鍵を見つけたでござるか!」
部屋の外で幸村が感嘆の声を上げている。
元親は嘆息し、一度部屋を見回す。
この部屋には箪笥の類は無いようで、球は見つかりそうになかった。
元親も部屋を出て、一応市に、この部屋の時間の様子を聞く。
答えは、大丈夫、というものだった。
 

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