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注意!

戦国BASARAのへ・た・鬼パロです。
BASAEA歴2ヶ月が書いているので、キャラの口調・性格等がおかしいです。
ゲーム上の時間軸ガン無視してます。
ホラー・グロ要素満載です。

今回はNGシーン集。
オリキャラが出張ってるので注意。

OKって人はつづきから


好きな武将は?
監督→長曾我部元親・織田信長
演出→伊達政宗
雑用→特になし

好きなBASARAキャラは?
監督→アニキー!信長様ー!
演出→政宗様に就様。
雑用→孫市姉さんにいつきちゃん。

⑪シーン37 マスカレイド竹中 NGシーン

「では、マスカレイド、私も3階へ行きましょう。ここにザビー様の気配はありませんし。」
そう言うと、行きますよ、とさっさと宗麟は階段を上って行ってしまった。
市は静々とそれについていく。
「ふぅ・・・。」
半兵衛はため息をつくと、先程から気になっていたモノへと意識を向ける。
「・・・異臭?」
それは屋敷の南東の部屋から嗅ぎ取れた。
半兵衛はその部屋へ向かおうと一歩踏み出すと――――――

バキッ

ヒールの踵が床を踏み抜き、身体が後方へと倒れ込む。
「わっ、と!」
それをなんとか半兵衛は踏みとどまり、転ぶのを回避した。
『カットー!野郎どもー!これで2回目だよ!ちゃんと耐久性を考えて作れー!』
「すいません、アネキー!!」
大道具担当の兄貴親衛隊が大声を上げて、監督に謝った。
「・・・やれやれ。」
踵を床から引き抜き、半兵衛は肩をすくめた。
「大丈夫か、半兵衛。」
見学に来ていた秀吉がセットの上へと上がって来た。
そんな秀吉に半兵衛は微笑みかける。
「大丈夫だよ、秀吉。このぐらいは―――――――」

バキッ ズボッ

その時、秀吉が床を踏み抜き、上半身が床に埋まった。
「秀吉ーーー!!」
「秀吉様ーーー!!」
スタジオ内に半兵衛の声と三成の声が響き渡った。


⑫シーン43 日輪命手ぬぐい NGシーン

そこは階段近くの部屋で、屋敷の南東に位置する部屋だ。
「じゃあ、そこを確認していなかったら、下へおりましょう。」
理由はまったく分からないが、それで気が済むなら、と部屋へ向かった。
そして、開けて目に入ってきたのは、緑色だった。
「あ、あれは――――!」
宗麟の目が見開く。
「ザビー様の肖像画!!」
『カット!!もうええわ!ザビー教ネタはー!!』
「いえ、まだまだやらなくては!皆さんにザビー様の偉大さが伝わるまでは!!」
宗麟が無意味な決意をしている。
「何!ここは日輪の素晴らしさを広める場!ザビー教などに邪魔されて堪らぬわ!」
毛利がいつの間にか輪刀を取り出し、臨戦態勢を取る。
「タクティシャン!なんという事を・・・ザビー教などと!!一緒に愛を語り合ったあの日を忘れたのですか!」
宗麟は大袈裟な動作でザビーの肖像画を掲げた。
「し、知らぬ!我は毛利元就!日輪の申し子よ!!」
毛利が身の内で、何かと戦い始めた。
『演出ー。毛利がサンデーになり始めたから、控室に連れ出してー。』
監督がとても冷静に言った。
『ちょ、就様!正気に戻ってー!』
演出が慌てて、毛利をスタジオ外へと連れて行った。
『はい、シーン43、TAKE2いくよー。そーりん、次何かやったらまた踏み絵させるよ。真面目にやろうねー。』
監督の言葉に、宗麟は顔を青くして、こくこくと頷いた。
踏み絵って・・・何をさせられたのだろうか・・・。
監督はロリ顔のくせに、腹黒ドSである。



⑬シーン45 ホンダミーと三成達

「やっぱり、頭を狙わなきゃいけないんじゃない、の!」
慶次の朱槍が勢いよく本多の頭に直撃した。
すると、元々切られていた本多の頭は、ポーン、と飛び―――――――

ガンッ

市に直撃した。
そして、頭はこんこんころんっと虚しく床を転がっていく。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・痛い・・・・・・。」
市がポツリと呟いた。
「お市さん!すみませんでしたー!!」
慶次が素早く市の前に駆け寄り、土下座する。
『カットー。いっちゃん、大丈夫?』
監督が心配そうにセットへと上がってくる。
「大丈夫・・・これも市のせい・・・だから。」
『いや、けーじが悪いから。』
監督がバッサリと言いきる。
「本当にすみませんでしたーーーー!!!」
慶次はこう言われて、平謝りするしかなかった。
その横を偽本多が無言で通り、静かに頭を戻すのであった。


⑭シーン46 ゆっきー登場! NGシーン

「ほらね!」
慶次が自慢げな笑みを浮かべた。
それに、不機嫌そうに鼻を鳴らすと、三成は腕を下ろした。
「よっ、二人とも、大丈夫かい?」
慶次も朱槍の矛先を下げ、こちらへと歩いてくる。
「ええ、私は大丈夫――――――!」
宗麟が応えようとしたその時、
「後ろ!」
珍しい市の切羽詰まった声が響いた。
慌てて慶次と三成が振り返るが、遅かった。
いつの間にか復活した本多がすでに、槍を振り上げていた。
間に合わない―――――

「さにゃだ幸村・・・・・・・・・・」

『カットー。』
幸村が台詞を噛み、もう一度。


⑮舞台裏 休憩時間の風景


『皆ー今日はクッキー作って来たよー。』
雑用の声に、甘味好きが一斉に走り出した。
そして、なぜか同じクッキーを取ろうとして、手がぶつかり合った。
『ちょ、毛利、ここは監督が一番しょ。』
「何を言う。ドラマは役者あってのドラマ。我が先であろう。」
監督と毛利が火花を散らし・・・
「真田、これは私のだ!手をどけろ!」
「いくら石田殿の頼みでもここは譲れぬ!一番大きそうなクッキーは拙者のである!」
三成と幸村が火花を散らす。
それに雑用は困惑した表情で、おそるおそる言う。
『たくさんあるから、取り合わなくても・・・。全部同じ大きさのはずだよー・・・。』
しかし、4人の圧倒的な殺気に怯えて、声が小さい。
手に持っているクッキーの皿が震えていた。
いつもの事ながら、雑用が可哀想である。
「・・・はぁ。」
元親はため息をつき、横からひょいっとクッキーを二つ取った。
「監督、毛利。」
呼びかけると、2人が一斉にこちらを見る。
「ほら。」
そして、元親はクッキーをそれぞれ二人の口に放り込んだ。
「上手いか?」
笑顔で問えば、二人は無言で頷く。
一方幸村は佐助が、三成は刑部が同じ方法で喧嘩を治めていた。
「旦那、そんなちっちゃな事で喧嘩しないでよ。」
「三成、よく見よ。クッキーは全て同じ大きさだ。」
それをチラリと見て、元親もクッキーを口に放り込んだ。
相変わらず雑用の作る菓子は美味かった。
『アニキー、アニキー、うちもあーんするー!』
監督がクッキーを差し出してくる。
それを見て、毛利が鼻で笑った。
「相変わらず、媚を売る事が上手いな。貴様には自尊心はないのか。」
『あぁ?』
「・・・・・・ほら、静かに食え。」
元親は再び、二人の口にクッキーを放り込む。
最近、2人が妹と弟に見えて仕方がない元親であった。

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