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注意!

戦国BASARAだよ。
BASARA歴一ヶ月ちょっとが書いてるよ。
絶対にキャラがおかしいよ。
しかも、パロだよ。
ヘ・タ・鬼のパロだよ。
だから、ホラー要素、グロ要素満載の予定だよ!

それでもOKならつづきから!


「うわぁぁぁぁ!」
一人の男がとある屋敷を走っていた。
まるで逃げるかのように・・・。
「なんで僕がこんな事になってるんだよー!」
大きな鍋を背負い、だが、ちょこまかと素早く駆けていく。
「天海様はここに究極の鍋の食材があるって言ってたのに・・・。」
男はようやく屋敷の玄関に到着した。
「やった!」
男は安堵の表情を浮かべて、扉へと手をかける。
「あ、あれ?」
しかし、扉はいくら引けども開く様子を見せなかった。
「なんで!」
男は泣きそうになりながら、無我夢中で引き戸をガタガタと揺らす。
「そ、そんな、僕、どうすればいいんだよ・・・。」
おろおろと玄関付近を歩き、方策はないかと考える。
外に出る扉などたくさんある日本家屋。
だが、全ての障子が開く事はなかった。
壊す事も出来なかった。
ならば、玄関はどうだろうと、ここまで必死になって来た。
しかし、結果はこの通り。
開かない。
「だ、誰か助けてよー!」
玄関をドンドンと叩き、外へと助けを求めるが、扉が開く気配はない。

ゾクリ

不意に悪寒が背筋を駆けのぼる。
何かが近付いている。
男の体は震え、硬直してしまった。
ギシッ、ギシッと廊下が鳴る。
男はゴクリと唾を飲み込むと意を決して振り返った。
そこには――――
「う、うわああああああああ!!」



宴会会場からほんの一刻ほど歩いた
山の中にある
空き家

いつからそこにあるのか
誰が住んでいたのかも
分からないその屋敷には
お化けが出るという噂があった


「ほぉ~、本当にこんなところがあったでござるか!」
感嘆の声を上げ、幸村はキラキラとした瞳で屋敷を見た。
「噂だと信じてはおらんかったが・・・本当にあったとは。」
毛利も同じく屋敷を見上げる。
屋敷は今の時代には珍しく、とても高かった。
作りは木造なのだが、軽く5階はあるだろうか。
「このdesertな感じが悪くねぇな。」
政宗も期待を隠せないようだ。
「俺はあんまし気乗りがしねぇんだがよ・・・。」
元親だけは、顔を曇らし、館を見る。
その表情からは怯えと、少しの不安があった。
「ふん、貴様に同意するのは癪だが、我も・・・できれば外観だけ見て終わらせよ。」
毛利は少し不機嫌そうに言うが、その顔はすぐれない。
「なぜでござるか!せっかくここまできたのであるぞ!少しでいいから、入ろうではないか!」
幸村は回れ右を今にもしそうな毛利の腕を掴む。
その腕を毛利は鬱陶しそうに突き放し、ため息をついた。
「・・・少しだぞ。」

そうして、4人は屋敷へと入って行った・・・。

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