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注意!

戦国BASARAだよ!
BASARA歴1ヶ月半が書いてるよ!
キャラがおかしいよ!
へ・た・鬼のパロだよ!
ホラー・グロ要素満載の予定だよ!

ようやく4人が揃う?

OKって人はつづきから!

昨日書けなかったから、少し長めにお送りします。

「おい、毛利。貴様は見たか?あのcrazyな化け物をよ。」
政宗は剣を仕舞い、尋ねてきた。
「ああ、緑色の本多忠勝であろう。」
毛利もこれまで何度か遭遇し、抗戦している。
「ああ、あのずんだ色の本多忠勝だ。」
ずんだ、とは、宮城県で有名な豆のことだ。
(現代ではずんだシェイクやずんだタイ焼きなど美味しい甘味がある。)
「毛利が様子を見に行った後、直ぐにアイツが来やっがた。そして、容赦なく襲ってきた。」
政宗の語る言葉に、毛利は訝しげな顔をした。
すぐ・・・?
「Bat、戦国最強と言っても、長曾我部元親、真田幸村、そして、この俺様がいる。あっさり、Go to heavenだ。」
「・・・だが、奴は死ななかったであろう。」
毛利の言葉に政宗は顔に恐怖を浮かべる。
「That's light.俺達の攻撃でバラバラになったはずの奴の身体が浮かびあがり、くっつきやがった。」
恐怖を紛らわせるように、政宗は拳を強く握った。
「What!What's that!さすがに分が悪いって逃げて、そして、戦闘を繰り返している間に、他の2人とははぐれちまうし・・・。」
「落ち着け。とりあえず、長曾我部は無事だ。不本意な事にな。」
あんな男、死んでも良かったのに。
「不本意って・・・まぁ、そりゃsecure.あとは・・・真田か。」
「あやつらなら、心配はいらんだろ。」
「そうだが、あのずんだは得体がしれねぇ。あいつでも無事かどうか・・・。」
元親同様、政宗もあの本多には相当な恐怖を感じたようだ。
「では、こんな所で籠っておらずに探せばよかろう。」
毛利は軽くため息を吐く。
「・・・All light、毛利、thanks.目が覚めたぜ。こんなところで籠ってるなんざ、俺らしくもねぇ。」
政宗の顔には、先程まで浮かんでいた恐怖は、もうどこにもなかった。
「ふん、分かったら、とりあずは長曾我部の元へ行くぞ。手分けして探すなら、手駒は多い方がよかろう。」
「だな。それじゃ、Let's・・・。」
不意に政宗の言葉が止まった。
「・・・気付いたか。」
毛利は扉へと目をやり、輪刀を構える。
「ああ、近付いてきやがってる。」
スゥッと政宗も剣を抜いた。
「扉は鍵をかけておる。入って来れはしないが・・・。」
毛利はチャリンと鍵を取りだした。
「俺たちが出るところを待ち伏せするだろうな。」
政宗はゆっくりと移動を開始した。
障子に大きな影が映り込み、障子へと手をかけるのが見えた。
そして、ガタガタと障子がなる。
毛利は政宗に鍵を手渡し、障子の正面に立った。
政宗は態勢を低くし、鍵穴へと近寄る。
「ready・・・。」
政宗の呟きに、毛利は頷いた。
「Let's party!」
政宗は鍵を開け、一気に扉を開けはなった。
「日輪に捧げ祭らん!」
本多の姿が見えた途端、毛利は輪刀を掲げ、光を宿す。
一瞬、本多の動きが鈍る。
「Ha!」
その隙を狙い、政宗が本多へと強烈な蹴りを放つ。
本多は吹き飛び、正面の壁へと激突した。
「今だ!」
政宗と毛利は部屋を飛び出し、駆ける。
「伊達、今長曾我部の元に行っても、再び部屋の前で待ち伏せされるだけよ。屋敷内で撒くぞ。」
「All light!」
2人は、階段を下り、1階へと向かった。
そして、玄関の正面に伸びる廊下を走る。
大部屋へと入り、そこで本多を待った。
入ってきた本多を奥へと誘い込み、そこで攻撃を加えた。
首、手首、胴体、鎧の隙間がある切り刻めるところを全て切る。
そして、本多が倒れるのも見ずに、2人は部屋から飛び出す。
階段を上がり、2階へ。
壁の影に隠れ、階段の様子を窺った。
「来ない、な。」
政宗は詰めていた息を吐き、ハァハァ、と荒い息を繰り返した。
それは毛利も同様であった。
「ふん、全ては我の手の内よ。」
「さすがだぜ。」
政宗は豪快に笑い、毛利の肩をポンっと叩いた。
「・・・長曾我部のいる部屋はここぞ。」
毛利はふいっと顔を背けると歩き出した。
そして、目の前にあった障子を開ける。
「!?」
さすがの毛利も驚きを顔に浮かべた。
「crazyな押入れだな・・・。」
政宗も唖然と呟く。

押入れが、鉄の扉になっていた。

「もしかして、あの押入れの中に長曾我部はいやがるのか?」
政宗は部屋の中に入り、押入れをコンコンッと叩く。
答えは、毛利が言う前に、本人から教えられた。
『お?誰だ?』
押入れの向こうから長曾我部の声が聞こえたのだ。
「あー、伊達政宗だ。」
政宗は戸惑いながらも名乗る。
『本当か!』
バンッと扉が開き、長曾我部が姿を現した。
「独眼竜、無事だったのか。」
「ああ、だが真田がまだ見つかってねぇ。手分けして探すぞ。」
政宗は親指で部屋の外への扉を示す。
「おうよ。準備も整ったことだし、行くとするか。」
元親は碇槍を肩に担ぐ。
「・・・まだ震えておらんで大丈夫なのか?」
毛利がニヤリと笑みを浮かべて尋ねる。
「うるせぇ!真田を探す前に、毛利、てめぇ殺してやるぜ!」
元親が槍を毛利へと突きつけた。
「ふん、やってみるがいい。」
毛利も輪刀を構える。
「Stop!Stop!喧嘩は真田を見つけてからだ。とりあえず、毛利は3階、長曾我部は1階、俺は2階を探す。Are you light?」
それを政宗は冷静に止めた。
「分かったよ。じゃあ、見て回ったら、この部屋に集合だ。」
元親は碇槍を下し、頷く。
「仕方がない。」
毛利も輪刀を下すと、すぐさま踵を返した。
「毛利、気を付けろよ。」
部屋を出ていく直前、元親が言った。
「ふん、貴様に言われとうない。」
毛利は冷たく言うと、階段へと向かった。
3階へ上がる。しかし、二つある部屋は両方とも鍵が閉まっていた。
仕方なく、毛利は4階も見て回ろうと、さらに階段を上った。
そして、4階の階段横の部屋。
先程まで閉まっていたはずの部屋が、開いた。
気配は何もない。
障子を開け放ち、中を覗いても、誰もいなかった。
しかし、奇妙な物がその部屋にはあった。
長い棒が壁から突き出しており、先端が握れるようになっていた。
そして、突き出している根元には溝が掘られている。
(・・・確か、長曾我部がからくり自慢しに来た時に同じものを見たな・・・確か、ればーっと言ったか?)
このればーを元親は下に下したり、上げたりしていた。
(だが、どう動かせばいい?)
毛利はればーの横にある紙へと目をやった。

上は天国
真ん中は地上
下は地獄

「・・・地獄か。」
毛利は一番下へとればーを動かした。
すると、ずずっ・・・と背後で何かが動く音がした。
振り返ると、畳の一枚が動き、穴が見えていた。
その穴を覗き込むと、下の階の部屋が見えていた。
「やはり、こういう仕掛けは人が避けたい言葉程、正解か。」
毛利は穴に入り、下へと飛び降りた。
そこは不思議な空間だった。
床も壁も全て白く塗られ、窓から入る日没少し前のほんのり赤い光で、燐と発行しているように見えた。
そして、部屋の中央に置かれた、琴。
琴以外、何もない空間。
「ここは、一体・・・。」
毛利は琴へと近寄る。
琴はなんの変哲もない琴だったが、弦に赤い印が付いていた。
しかも全ての弦ではなく、一部だけ。
いつか必要となるかもしれないと思い、毛利は配置を覚えると、この部屋の扉へと向かった。
「・・・鍵が・・・。」
その扉の鍵穴には鍵が差し込まれていた。
これで、この扉は開いた。
その鍵には、3階琴室と書かれていた。
毛利は扉を開け、部屋から出る。
その時、端に赤い何かが映った。
「!」
毛利が辺りを見回すと、目の前の扉が閉まるのが見えた。
慌てて、毛利は扉へと向かい、開け放った。
「真田!」
そこには本棚の間に立つ、幸村がいた。
「毛利殿!」

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